★ウズベク女子のウズウズ日記★

2015年7月から青年海外協力隊としてウズベキスタンに派遣されています! ウズベキスタンでの日々、青年海外協力隊のことなど、書いていきたいと思います!!!

夢は自分で育むもの

ウズベキスタン出発まで1週間になりました。

ウズベキスタンは割と遅い出発日なのですが、準備が全く終わっていないです。

ちょっと余裕があると思うと・・・ダメですね><

 

出発を目の前にし、「行きたい!」と思う気持ちと、
「ん~~日本は過ごしやすいし、ん~~」という気持ちがあります。

簡単に言うと、よくある新たな出発を前にし、希望不安があるということです。

 

でも、青年海外協力隊でウズベキスタンに派遣され、そこで活動をするということは、

必ず私ののためになる、キャリアのステップアップになることを確信しているので、

自分の今後がとても楽しみでもあります!!

 

・・・

みなさんもよく幼いころから、「大きくなったら何になるの?」「将来の夢は何?」
と周りの家族、先生などの大人から聞かれた経験があると思います。

そのとき、何とみなさんは答えたでしょうか?

私は幼稚園生の時には、「お花屋さんになりたい」「ケーキ屋さんになりたい」と答え、
小学生の時には、「先生になりたい」「看護師になりたい」と答えていたことを覚えています。

 

このように、「大きくなったら何になるの?」「将来の夢は何?」という質問には、
「先生」
「看護師」「警察官」「スポーツ選手」などの名詞で答えることが多かったと思います。

 

私も小学低学年までは、名詞で夢を語っていたのですが、途中で、名詞で答えることが出来ず、
どう答えていいか分からなくなり、夢についてきかれること最近まででした。
 

私は、小学6年生の時に所属していた委員会でユニセフ募金活動をやることになり、
その際に初めて自ら発展途上国のことについて勉強しました。
それ以来、私は発展途上国と言われる国々で人々を助けたいと思うようになりました。
 

しかし、になったらそこの人々を助けることができるのか、まったく分からなかったのです。
そしてその何になるためには、何を学んだらいいのか、
どうすればなれるのかも、まったく分かりませんでした。
 

高校、大学へと進むにつれ、様々な形でSocial Justice・国際貢献があることを知り、
ますます私ができる
Social Justice・国際貢献ができるのか分からなくなり、
自分の夢についてどう答えたらいいのか分からなくなりました。

 

私が混乱していたのは、私は何故か夢を名詞で答えないといけないと思っていたからでした。
この勘違いで長い間混乱が続いていました・・・

 

それでもこんな風に私は社会の役に立てるかもしれない、
こんな風に役にたちたいという道が具体化しつつありました。

新たなことに挑戦するにつれて、その道はより具体的になったり、ほかの道が見えたりしていました。

 

そんな時、私はある言葉に出会いました。

私は大学を1年間休学し、オーストラリアで日本語教師養成講座を受講し、
その後約半年間カンボジアで日本語教師のボランティアをしていました。
 

その日本語学校には、カンボジアで起業したい人、
また会社をカンボジアにも進出させたい日本人社長が多く訪問していました。
そして学生たちと話すのですが、ある社長が夢について語り始め、
最後に「夢は自分では育むもの」であると言いました。

 

私はこの言葉がす~~っと心の中に入り込んでいき、夢は私がこれまでしてきたように、
様々なことを吸収していく自分の中で大きく大きくしていくものであること、
そしてそれは決して名詞で答えられるものでなくてもよいということを理解しました。

 

これから、青年海外協力隊で活動をしてくことにより、
私の夢はまた大きくなって、具体的になっていくと信じています。

 

ちなみに、今は日本語を教えたり、日本の文化を伝えたりすることによって、
国際貢献がしたいと思います。
その一方で、発展途上国において、経済だけが発展し、
その発展の利益を受けていない人々についても考えていきたいと思っています。

 

これを読んでいただいた人々の夢も、
これからもっともっと大きくなっていくことを願っています。

青年海外協力隊 70日間の派遣前訓練で本当に得たもの

先日(617日)に、70日間あった青年海外協力隊の派遣前訓練が終了しました。
長くて、辛くて、楽しくて・・・今実家に戻ってみると
「何が起こっていたんだ、あの70日間?
っというように少し混乱しています。

派遣前訓練・・・何をするかというと、1日当たり3時間から5時間それぞれ派遣国で使う言語を学び、

その他の時間はJICAについて・安全対策・健康・異文化についてなどなど、

青年海外協力隊員として知っておかなければならないこと

そして派遣国で自分の身の安全を守り、
健康を維持するために知っておいたほうがいいことの講義がありました。

その他、隊員が自らの経験・知識を生かした講座(エイズ感染、野菜栽培などなど)を開き、
興味がある人は参加していました。

 

このように、多くの知識を学ぶ機会があった訓練でしたが、

私は退所日の帰りのバスの中で、「私が本当に得たものって何?!」とひたすら考えていました。

この訓練期間中、私を含め多くの隊員が言語学習などの目の前のこと

(=やらなければならないこと)に追われていたのではないでしょうか?

 

もちろん、言語学習・講義から得たものもありましたが、

私はこの訓練で得たものは、「人の考えに触れる機会」だったと思います。

 

私は訓練期間中に他の賢いメンバーと共に、「真剣10代しゃべり場」を真似て、

「真剣2030代しゃべり場」3回開催し、恋愛などの話しやすいテーマから、

開発、訓練、ボランティアなどのいち隊員として

他の隊員がどう考えているのか興味深く思うテーマで真剣に語り合いました。

フリートークなので、結論はなく、終わりは決まってみんなモヤモヤしてましたが・・・。

また語学の教室では、スピーキングの時間に「社会問題」について話す機会がありました。

まぁ半分以上が日本語でしたが・・・

(先生とクラスメートの1人がこういう分野の話が大好きだったので。笑)

 

わざわざ「しゃべり場」のような機会が無くても、
一緒のとこで寝泊まりしてるんだから話せるでしょ?!

っと思うかもしれませんが、訓練では皆がバタバタしているので、

このようなテーマを真剣に話す機会というものはあまり無く、(語学教室は別でしたが)

「しゃべり場」で互いの考え・想いをぶつけることで、「人の考えに触れる」ことができました。

 

11つのテーマでどのような意見がでたか、など詳しく話したいところですが。また別の機会で!

私は「しゃべり場」や言語教室で考えを出し合い、

自分とは全く異なる考え・意見にであったときの

「え?!」「あ~」「ん~(モヤモヤ)」と感じることが好きでしたし、

これらを感じることはとても普通のことであると同時に大切なことだと思いました。

こういうことは、日本とは全く文化や習慣が異なる派遣国ではもっとあるでしょう。

 

自分とは全く異なる考え・意見に触れて、モヤモヤ感じて、

そこから自分がまた何を考え、どう行動するのか・・・

これを私はこの訓練を通して改めて大切だと感じ、

これからも大切にしていきたいと思いました。

 

自分とは異なる考えに触れ、共感したり、モヤモヤを感じたりしながら

時にはそれについてものすごく悩み、辛く感じるときもあると思います。(真剣な人ほど)

でもそうやって自らの考えを深め、よりよい自分、
よりよい社会を作っていくことができると思っています。

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